ピロリ菌の検査費用について
「ピロリ菌」の検査をしたいと考えても、なかなか思い切りがつかないものです。
それは、検査内容への不安もありますが、病院での検査になるとどうしても費用が高くなるとの思いからです。
実際に予防の為の検査には、健康保険の適応を受けることが出来ませんから、自費になります。
慢性的な胃痛などの症状が確認されれば保険の対象になるので、検査費用も3割負担で可能になります。
病院での「ピロリ菌」検査費用(胃カメラの場合)
病院での検査には、検査費用だけでなく、初診料や診察料などが加算される場合があります。
病院によっても多少異なりますが、胃カメラで組織を採取した場合の検査費用はどれくらいになるのでしょう。
- 胃カメラ(内視鏡)細胞採取+ウレアーゼ法(初診料を含む)・・・約20,000円
胃カメラの検査中に明らかに胃潰瘍や十二指腸潰瘍、慢性胃炎の病態にある場合は健康保険の適応となり、約10,000となります。
病院での「ピロリ菌」検査費用(胃カメラ以外の場合)
病院でピロリ菌検査をする場合、感染しているかいないかの検査なので、保険適応の対象になりません。
自費での支払いになると胃カメラ検査はかなり高額になります。
検査料金を安くしたい場合や、胃カメラに不安や恐怖を感じる場合は他の方法で検査することも出来ます。
- 血液抗体検査(初診料を含む)・・・約5,650円
抗体検査には尿検査もありますが、同じぐらいの金額と考えて良いでしょう。
- 尿素呼気検査(初診料を含む)・・・約8,750円
普通の呼気と検査薬を服薬した後の呼気で検査しますが、大変精度の高い検査になります。
また、ピロリ菌の感染が見られ除菌治療した場合には、除菌後4週間経ってから再度の検査が必要になります。
再度の検査時には、呼気検査が多いようです。
- 尿素呼気検査(再診料を含む)・・・約7,200円
ピロリ菌感染の結果次第では、除菌する必要が出てきます。
2013年2月から除菌治療には、健康保険を適応出来るようになりました。
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