ピロリ菌の耐性
ピロリ菌は除菌治療で対処する
ピロリ菌は胃に潜伏します。そのためピロリ菌の治療は薬を使い胃の中のピロリ菌を除菌することになります。
除菌治療は薬を服用するだけなので手軽ではありますが、薬なので副作用が起きる可能性があります。副作用は腹痛や吐き気などがあります。
副作用が起きるかは個人差がありますが、人によっては治療期間が辛いものになる可能性があります。
薬を止めると除菌に失敗する
ピロリ菌の除菌治療を行う際に注意すべき点は副作用だけではありません。ピロリ菌の治療で注意すべきは薬をきちんと服用することです。当たり前のことではありますが、ピロリ菌の治療においては非常に大切なことなのです。
治療中に薬の服用を止めると除菌の成功率が下がってしまうのです。また、2度続けて薬を服用しなければ、除菌の成功率は限りなくゼロに近くなります。
なぜ、薬の服用を忘れると除菌の成功率が下がってしまうのでしょうか。
ピロリ菌が耐性をもつ
ピロリ菌の除菌中に薬の服用を忘れると除菌の成功率が下がるのは、ピロリ菌が薬に耐性を持つことが理由です。
薬を続けて服用することで、ピロリ菌に除菌効果を与え続けることができます。そのため、常にピロリ菌を減らすことができます。しかし、薬の服用を止めてしまうと、ピロリ菌に除菌効果を与えられなくなります。ピロリ菌はその隙に薬に対しての耐性を持ちます。薬の服用をしない回数が増えるほどピロリ菌が耐性を持ちやすくなってしまうため、ピロリ菌が残りやすくなり、除菌の成功率が下がります。
一度の治療で失敗した場合、薬を変えて二度目の治療を受けることはできますが、その分費用が掛かります。
きちんと除菌を成功させるためには、きちんと薬を服用しましょう。
スポンサーリンク