ピロリ菌の感染率

ピロリ菌の感染率

ピロリ菌の感染率について

ピロリ菌の感染率が国によって異なるのは、想像できる事ですが、先進国と言われる日本人の感染率の高さには驚かされます。

 

日本だけのデータを年齢別に見れば高齢になるほど感染率が高いこと、最近の衛生状態の良さから若年者の感染率が非常に低いことは、理解できるでしょう。

 

しかし、世界に視野を広げれば、我々日本人のピロリ菌感染率は他の先進国に比べて非常に高い数値になっています。

 

途上国よりも高い高齢者の感染率!

第二次世界大戦後の日本は上下水道のみならず、衛生状態の大変悪い中での生活を強いられていました。

 

小川や井戸水を飲料にし、食事の準備にもその水が使用されました。

 

50〜60歳以上のピロリ菌感染率は実に80%と言われます。

 

この年代の他国の感染率は、先進国で40%前後、ベトナムでも約50%、アフリカで約75%と途上国ながら、日本よりも感染率が低いのです。

 

しかし、若年層の10〜20歳代では先進国同様20%前後の感染率になっており、途上国では若年層でも60%前後の感染率になっています。

 

これは、感染ルートの一つに考えられている水源の衛生管理が行き届くようになっている日本と、ほとんどこの数十年飲料水の管理が行き届いていない途上国を表していると考えられます。

 

「ピロリ菌」の今後の感染率

現時点での若年者の感染率は先進国同様の数値を示していますから、このままの状況が続いていくものと考えられます。

 

上下水道の完備や衛生管理は進むことはあっても、悪化することは考え難いでしょう。

 

世界的に大きな災害や疾病などによって混乱が起こらない限りは、多くの感染者がいる年代は少なくなっていきます。

 

ピロリ菌に対する情報も除菌する必要性も理解されつつあることから、感染率は抑えられるものと考えます。

 

高齢者に感染者が多く、若年層に少ない現実は、ピロリ菌の感染ルートとして上下水道の衛生管理に関わることが理解できます。

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