ピロリ菌の尿検査

ピロリ菌の尿検査について

ピロリ菌は尿検査でも調べられるの？
もちろん！調べることはできます。

抗体測定という検査方法で血液検査と尿検査の２つどちらかで行います。

早く検査をおすすめする

ピロリ菌は日本人の人口の半数にあたる6000万人の感染者がいると言われています。

年齢が若ければ若いほど、ピロリ菌の検査を受けて除菌治療を行えば胃がんのリスクは激減されます。
しかし、50歳以上になれば成る程、ピロリ菌による症状のリスクが高くなるので、健康診断や人間ドッグのオプションに含まれているのであれば、検査をおすすめします。

ピロリ菌は胃がん発症の要因であり、日本人ががんで死亡する率が高い部位は胃なのです。

尿検査だけでは保健適用外

ピロリ菌検査のひとつである抗体測定だけ受けると保健適用外です。
ピロリ菌の抗体測定の費用はだいたい5400円?6000円。
さらに、初診料も自己負担ですから、1回の検査で1万円ぐらいと見込んでいます。

最近では、Amazonや楽天市場で自宅で尿検査が出来るピロリ菌検査キットが抗体測定の費用ぐらいで購入が可能です。
自宅で尿を容器に取り、検査施設に郵送するだけで簡単に出来てしまいます。

尿検査は信頼性があるか

尿検査は体に負担はありません。
検査結果も70%?90%の確率で的確な検査結果は得られるようです。

尿検査はピロリ菌の有無を確認することしか出来ません。
除菌治療後に、ピロリ菌がいないか判断が出来ないので、検査の段階は検査結果に問題があることはありませんが、稀に陽性のはずが陰性と判断されることもあるので、ピロリ菌の検査に1番適しているのは吐く息で検査をする「尿素呼気試験」ということを覚えておきまきょう。

※尿素呼気試験は検査前に食事、飲酒の制限があります。

ピロリ菌の尿検査