ピロリ菌に関わる数値
ピロリ菌の有無は数値で判断
ピロリ菌は多くの人が保有している可能性があるものですが、本当に保有しているかどうかは病院の検査で判断するしかありません。
ピロリ菌の検査方法には様々なものがありますが、どの検査においても数値を基準にしてピロリ菌の有無を判断します。
しかし、ピロリ菌の検査は完全なものではなく、数値が基準以下でもピロリ菌を保有している可能性があるのです。
ピロリ菌自体の数値はわからない
ピロリ菌の検査で基準値以下であってもピロリ菌を保有している可能性があります。それはなぜかというと、検査ではピロリ菌自体の数値はわからないからです。
ピロリ菌の検査には血液検査があります。この血液検査でわかるものは、血液中の抗体の濃度です。この濃度で判断しますが、基準値を少しでも下回ればピロリ菌は無いと判断されます。しかし、濃度が少し上がれば基準値を上回ることを考えれば、完全に無いと判断することは危険です。
また、吐いた息から検査をする方法もありますが、こちらも吐いた息に含まれる二酸化炭素の量で判断するので、ピロリ菌自体の数はわかりません。
数値をしっかりと確認する
ピロリ菌の検査で大切なことは、結果でピロリ菌の有無を確認することではなく、基準値をどれだけ下回っているかです。
たとえ基準値を下回っていてピロリ菌は無いと診断された場合でも、それは基準値から判断したものであり、本当にピロリ菌が無いとは言い切れません。また、ピロリ菌が無い場合でも、数値が少しでも上昇すればピロリ菌を保有してしまう危険性が高いとも言えます。
そのため、数値が大幅に下回っていれば、それだけピロリ菌を保有している危険性が低くなるということです。検査を受けた際には、基準値からどれだけ下回っているかを確認してみましょう。
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