ピロリ菌の除菌と喫煙

ピロリ菌の除菌と喫煙について

喫煙は何していてもリスクが伴います。

肺がんのリスクは高いですし、世間体にも喫煙は良くないと、飛行機は全室禁煙になっていたりと、喫煙者にとってはありがた迷惑かもしれません。

除菌中は禁煙するように医師に言われたある人は、そのまま禁煙に成功したそうです。

脱線はしましたが、ピロリ菌の除菌は治療が終るまで禁煙を支持する医師が多く、ある病院では、ピロリ菌の除菌をしている喫煙者のうち30%は禁煙に成功した事例があるので、除菌と禁煙と一石二鳥の効果があるのは意外でした。

喫煙者の胃の中にピロリ菌がいる場合、がんになるリスクが非常に高いことが分かってきました。
それ以前にも喫煙者の除菌が失敗する確率が高いこともあり病院側も除菌の治療中は、禁煙を促しているのです。

喫煙者のAさんはヘビースモーカーでした。
胃カメラ検査で、胃潰瘍とピロリ菌がいることが分かり保険適用内でピロリ菌の除菌を受けることが出来ました。
そこの病院の医師か除菌中は禁煙を指示をされたそうです。

Aさんは禁煙を楽に過ごせたとのこと。
除菌の薬が禁煙中にもたらす、咳、イライラも感じることもなく「除菌を早く終わらせたい！」という気持ち一心で臨んでいたため、除菌か終わる1週間後にはタバコを吸うことを止めることが簡単にできたのです。

禁煙のためにピロリ菌の除菌するという目的は本末転倒ですが、喫煙で体を蝕むよりは良いもしれません。
医師の話だと、喫煙していてもピロリ菌の除菌の影響は少ないという考えもありますが、喫煙は体に悪影響をもたらすのは変わりません。