ピロリ菌と蕁麻疹

ピロリ菌と蕁麻疹

ピロリ菌と蕁麻疹

蕁麻疹は様々な原因で起きる

蕁麻疹は身体に湿疹ができ、かゆくなってしまうものです。原因は様々あり、アレルギーによるものもあれば、熱によるものもあります。

 

また、細菌に感染することで起きる蕁麻疹もあり、扁桃腺に菌が感染した場合や、虫歯で歯に細菌が感染している場合は、蕁麻疹が起きることがあります。

 

ピロリ菌が原因で蕁麻疹に

細菌に感染することで蕁麻疹が起きることがありますが、ピロリ菌に感染することでも蕁麻疹が起きることが分かってきました。胃の中に潜伏する細菌であるため、今までは無関係だと思われていましたが、実際には関係があったようです。

 

なぜ細菌に感染することで蕁麻疹が起きるのかというと、細菌は毒素を出し体に影響を与えます。その毒素が原因で蕁麻疹が出る場合と、毒素の影響で細胞が死んでしまい、その細胞の影響で蕁麻疹が出る場合があります。

 

ピロリ菌と蕁麻疹の関係性ははっきりとは分かっていない部分もありますが、蕁麻疹が出やすい人はピロリ菌に感染している可能性が高く、ピロリ菌を除菌すると蕁麻疹もなくなる人が多くいるため、関係は深いものと考えられます。

 

除菌中に蕁麻疹が起きることも

ピロリ菌を体内からなくすためには、除菌治療を行わなければなりません。除菌治療は抗菌剤を服用することで行われますが、抗菌剤は薬であるため、副作用がでる場合があります。

 

主な副作用は腹痛や吐き気などが多いですが、中には蕁麻疹が起きる人もいます。しかし、副作用で蕁麻疹が出た場合は注意が必要です。薬の服用中に出る蕁麻疹は薬疹といい、医学的には重大な副作用の前兆ともいわれています。つまり、薬疹を放置しておくと非常に危険なのです。
除菌治療中に蕁麻疹が出た場合は、病院で診察してもらいましょう。

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