ピロリ菌と紫斑病

ピロリ菌と紫斑病

ピロリ菌と紫斑病

突発性血小板減少性紫斑病とは

突発性血小板減少性紫斑病とは、血液中の血小板が少なくなることで、血が止まりにくくなる病気です。

 

怪我をした場合などは血小板が働くことによって自然と止血されます。しかし、この病気を患うとなかなか血が止まらず、貧血に陥るということもあります。

 

そのため、突発性血小板減少性紫斑病を患った人は、出血の危険がある行動をとることは避けた方が良いと言えます。

 

ピロリ菌に感染していると発症しやすい

この突発性血小板減少性紫斑病を発症している人はピロリ菌に感染していることが多くあります。

 

なぜ、ピロリ菌と突発性血小板減少性紫斑病が関係しているのかは詳しく判明していません。しかし、突発性血小板減少性紫斑病を発症しており、ピロリ菌に感染している人がピロリ菌の除菌治療を受けた場合、半分ほどの確率で血小板の数が増えることが分かっています。

 

この二つには関係がないとも言い切れないので、突発性血小板減少性紫斑病と診断された場合には、ピロリ菌の検査も同時に受けると、身体の不調を一度に発見できる可能性があります。

 

一つの原因として考える

しかし、ピロリ菌の除菌をしたからと言って突発性血小板減少性紫斑病が必ず改善するわけではありません。また、突発性血小板減少性紫斑病になったからといって、必ずピロリ菌に感染しているわけではありません。

 

しかし、少しでも関係があるという例があるため、お互いの原因の一つとしてとらえ、どちらかが発症した場合には、検査を受けてしっかりと体の状態を把握しておくことも大切でしょう。

 

また、ピロリ菌の除菌をすることで血小板の数が増える可能性もあるので、血小板の数が減少傾向にある人は、ピロリ菌の除菌を行ってみても良いかもしれません。

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