ピロリ菌と虫歯
赤ちゃんは非常に繊細
赤ちゃんは非常に可愛いですよね。赤ちゃんが産まれたばかりの家庭では、とても大切に育てていくと思います。
赤ちゃんは産まれたばかりだと非常に身体が弱く、身体の作りもしっかりとしていないので、怪我をしやすかったり病気になりやすかったりします。それほど繊細なものなので、しっかりと注意をして育てていかなければならないのです。
親の虫歯がうつる
赤ちゃんは非常に繊細であるため、大切に育てていく必要がありますが、大切に育てすぎることに対して問題点もあります。それは親が行う行動にあります。
その行動は、食事の際に行ってしまいがちな口移しです。こうすることで赤ちゃんは食べやすくなりますが、衛生的には問題があります。万が一、親が虫歯の場合、口移しをすることで虫歯は赤ちゃんにうつってしまいます。虫歯も菌が原因で起きるため、口を介してうつることがあるのです。
また、口移しに潜む危険は虫歯だけではありません。
うつるのは虫歯だけではない
口移しによって赤ちゃんにうつるものにはピロリ菌もあります。普段は胃に住み着いているピロリ菌も唾液を介して感染することがあり、水道水がきちんと消毒されるようになった現在では、親からの感染が主な感染経路になっています。
赤ちゃんは胃液の酸が弱く、免疫力も低いため、ピロリ菌が体内に入ると定着してしまい、そのまま感染してしまうのです。
赤ちゃんが食べやすいように口移しをしてしまう気持ちもわかりますが、虫歯やピロリ菌などがうつってしまう恐れがあり、その後も悩まされることにもなりかねません。
万が一のことを考えて、子育てを始める前には虫歯の治療やピロリ菌の検査などを行っておくと良いのではないでしょうか。
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